Muleモックカスタムポリシーの利用方法

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Muleモックカスタムポリシーの利用方法

はじめに

 本書は、設定変更でリクエストやレスポンス情報を変更するカスタムポリシーを開発したので利用方法について説明する。
 モックカスタムポリシーは、APIのリクエストとレスポンス情報を上書きするカスタムポリシーである。
 利用用途は、クライアントのAPI呼び出し機能やシステム間のエラー制御の動作検証用に、リクエストやレスポンス情報を設定・変更したい場合に利用できる。

利用手順

利用手順は以下の通り。

  1. 対象組織にモックカスタムポリシーをデプロイする。
  2. モックカスタムポリシーを設定する。
  3. POSTMANで動作確認する。

手順詳細

1.対象組織にモックカスタムポリシーをデプロイする。

① 下記のサイトからカスタムポリシーのMavenプロジェクトをダウンロードする。

Github:サンプルプログラム

② 対象組織にデプロイする。

下記の手順を参照して対象組織にデプロイする。

2.モックカスタムポリシーを設定する。

APIインスタンスにモックカスタムポリシーを適応する。

ポリシー設定画面で、上書きしたい位置にモックを設定する。
設定できるのは②~④の部分に対して実施できる。
①について、設定項目は残しているが非推奨である。

① リクエスト受信時のモック設定(非推奨)
そのまま使うとサーバ内部エラーが発生するため非推奨とする。

② レスポンス返却時のモックを設定する。

③ HTTPリクエスターのリクエスト送信時のモックを設定する。

④ HTTPリクエスターのレスポンス受信時のモックを設定する。

3.POSTMANで動作確認する。

POSTMANを利用して設定したモックを確認する。
リクエストを送信すると、レスポンスのボディーやステータス、ヘッダーが上書きされていることが確認できる。

POSTMANのレスポンスのヘッダーが上書きされていることが確認できる。

ランタイムのログで、HTTPリクエスターのリクエスト情報が上書きされていることを確認できる。

ランタイムのログで、HTTPリクエスターのレスポンス情報が上書きされていることを確認できる。

さいごに

 いかがだったでしょうか?
 APIのリクエストやレスポンスをAPIの改修無しに設定だけで変更できることで、タイムリーにレスポンス情報を編集したり、テストで重宝しそうですね。
 是非、活用してみてください。では、